サポート内容
「看護研究」と聞いただけで苦手意識を抱いてしまう方、これまでに職場で担当になり取り組んだ経験のある方、研究やる時間があれば患者さんのために時間を割きたいと思う方、様々いらっしゃろうかと思います。申し上げたいのは、ケアを必要とする人・後輩・職場のために、是非一度取り組んでみてください。
〇職場での研究
研究の本来の役割目標は、看護の質の向上です。目的意識をもって、日々の業務・ケア・会話・観察など、実施し記述してみましょう。ラダーⅡに相当する「研究計画の立案と作成」をお手伝いします。方法には手順があります。テーマを絞り、様式に従って、実施に向けて必要な内容と意欲を伝えましょう。
〇学会発表
ご専門の領域や興味ある分野の学会に参加、または会員として学会に所属している方もいらっしゃると思われます。各学会は毎年新たなテーマを検討し開催されています。しかし、口演発表やポスター発表の中に、以前も耳にしたテーマ・タイトル、実践だと感じた内容があったりしませんか。伝えたいことが途切れたり言いたいことが伝わらなかったり、狭い範囲の満足感で終わってはいないでしょうか。お作法を押さえ納得できる発表を目指しましょう。
〇助成金の申請
研究活動に予算を組むと安心感があります。国内では日本看護協会といった公益社団法人、教育振興財団など、わが国における看護教育及び看護実践の充実・向上を図り、看護職の育成に寄与することを目的とする助成が公募されています。これらの情報をとらえ、期待される意義や貢献について説明できるよう申請書類の作成をお手伝いします。